起業前33話:英語できないバカ女子の「ボストン買い物事件」

ボストンの街並みは落ち着いた歴史を感じさせる。ハーバード大学やMITなど世界トップクラスの大学がある。歴史的にはアメリカの独立宣言がされたバルコニー、「ボストン茶会事件」などの舞台となった。茶会事件のヘッドとなったサミュエルアダムスのビールも美味しい。

当時、日本にはまだマツキヨ的なドラッグストアはなかったと思う。だからアメリカのドラッグストアは楽しい。日本では見たこともないような商品がたくさんあって、見ていて飽きない。

ある日、私よりも英語ができない日本人女子(日本では英語の先生だという)とドラッグストアに行き、二人で思わず
「かわいい〜」
それは、日本では見たこともないピンク色の歯磨き粉だった。早速購入、一緒にそのまま洗面所にいき、歯を磨いた。

「アメリカって大人の歯磨きでもショッキングピンクがあるんだね」
「ねー、可愛い」
と買ったばかりの歯磨き粉で、二人並んで歯を磨き始めた。

すると私の歯ブラシが歯にくっついて取れない。
やっとの思いで私は、自分の口から歯ブラシをひっこ抜く。
今度は上下の歯がくっついてしまい、口があかない。
私は唸りながら、彼女を見ると
隣で自称英語の先生女子も、手足をバタバタさせている。

そして私たちの口内は完璧に固まった。。

なんと、私たちが買ったのは「歯磨き粉」ではなく、
「入れ歯用のボンド」だった。。。

日本で彼女に習う生徒は大丈夫なのだろうか。。
ま、私も人のこと言えないけどね。

その日の夕方、自分の部屋専用の留守番機能付き固定電話も買った。
やはり日本語の説明書がついていない。
ごくごく簡単な説明書が一枚入っているのみ。

英語の説明書と奮闘すること、約2時間半。
留守電の録音だけで、こんなに苦労するとは、、。
日本のならば10分もあればセットできるだろうに。

しかし今日は、疲れた。
言葉がわからないだけで、買い物すらこんなに大変だとは。
口の中に残ったピンクのもを剥がしながら、
私は、もう一度、卒業までの単位計算をした。

もう自分のお金は尽きてきている。
父に無心したが、1年半だけ送ってくれるが
会社の経営が危ないらしく
会社がなんとかもっている間に卒業しろとのこと。

そんな無茶なと思ったが夜、同級生の日本人男子に
なんか妙案はないかと聞きに行った。

そこで私は次の秘策を聞いた。
その秘策により、
本来3年半はかかるはずだった単位数なのに
1年半で私は卒業することになる。

●わかな語録:自分に秘策がない時は、秘策をもつ人物を尋ねる。

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