「ジェンダーギャップ2020」日本は154カ国中120位、家事・育児は誰の仕事?

調べ物をしていて目についたのは、男女格差を測るジェンダーギャップ指数。日本は156カ国中120位。私はカンボジアで女性の自立支援活動をしているけど、日本の方がジェンダーギャップはあるのね。。確か以前は日本の下にカンボジアがあった記憶があるので、残念。

帰国して思うのだけど、、日本は女性の仕事が多すぎる。以前、アメリカ視察に行き、同室になった九州の女性(夫と起業し一緒に事業をやっている)と話をして本当に驚いた。

日本は女性のルーチン「タスク多すぎ」

彼女はこの視察ツアーに参加するために、2週間分の子供達の食事を作ってきたという。さらに日々のルーティンを聞くと、朝5時に起きてキャラ弁を作り、朝ごはんを作り、仕事して、夜ご飯をつくり、洗濯、掃除、寝るのが毎晩12時をすぎることが多いとのこと。

私は、話を聞いただけで、めまいがした。

私は20代はアメリカ在住だったけど、あちらの生活は楽だったなー。当時を思い出しながら思わず一気に言った。

「ちなみにアメリカでは、各自が起きるべき時間に起きて、出かける時間に間に合うようにそれぞれが自分の食べたい朝食を自分で作り、自分で作ったランチを持って出かけるんだよー。お弁当もお母さんが作るとは、さらにキャラ弁で、、日本女性は大変すぎる。仕事をやっているなら、家族で分担すればいいのにー」

するとその九州女性が一言。

「わかなさん、我が家に今の話、講演をしに来てください」

思わず、大笑いしてしまったが、本当に大変だと思う。

男女の格差をお金になおすと

ちなみに経済の指標は、0.604(0が完全不平等、1が完全平等を示す)雑にいえば、同じ能力で同じ条件なら、もらえる給料は男性が10万円、女性が6万円というイメージかな。

ジェンダーギャップ指数(2021)上位国及び主な国の順位
引用:男女共同参画

女性へ起業のススメ

女性は起業した方が稼ぎやすいかも。今は昔と違って、高い投資なしで始められるブログやYoutubeに始まり、オンラインコーチや講師など、気軽に始められるものがたくさんあるし、これらならノマド的に家でもカフェでもどこでも仕事できる。これだけ一人起業をしやすい時代は過去になかったから、本当に恵まれているタイミング。

実は、私も一人起業に憧れていて、カンボジアでの事業は組織になってしまっているから、日本では一人起業的なものも作っていて、これがとても楽しい。社長の副業(笑)少し時間がかかりそうだけど、コツコツとやっていけば、ちゃんと収益にはなるのではないかと思い、実験中。

実験がうまくいけば、世の中の女性たちにやり方を伝えていけたらそれも楽しそう。

15年前、女性経営者の割合は全体の7%だった。今は8%をやっと超えたところ。一方でASEANの多くの国では女性経営者率は50%を超える国も多い。日本女性は高学歴だし賢い人が多い(少なくとも私よりは)ので、もったいない気持ちになってしまう。

起業とは、構えるものでもなく、いざ挑戦!というすごいものでもなく、自然体で無理なく始められるもの。

そう、日本女性は起業してみよう!(そしてジェンダーギャップ縮めて)

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