40年前の電車の切符、見たことありますか?

亡き母のコートを羽織った。ポケットに手を入れてみると、40年以上前の電車の切符が出てきた。懐かしい。

この切符、日付を見ると昭和54年10月10日。母と北千住から西日暮里経由で家に帰ったんだと思う。北千住には行ったことがないと思っていたけれど、子供の頃に母と行ったんだなぁ。

電車の中で、母とどんな会話をしたのだろう、、その頃の母は、今の私より若かったのだなぁ。。

突然ですが、ここでクイズです。(すでに回答がわかる人は正真正銘のおじさん、おばさんです)

★ 問題:写真の切符を見ると赤いスタンプで「小」とあるけど、さてこれはどういう人が押されるスタンプでしょうか?(回答はブログの最後で)

それにしても、昭和50年代(1970年代)の電車はこんな。この頃に、40年後に切符が電話の中に入ってしまうなんて誰が想像できただろう。

引用:Daily News Agency
引用:Daily News Agency

海外生活していると、日本でラッシュ時に電車に乗らないからわからないけど、コロナ禍ではありえないよね。

この時代の駅員さん、特に改札に立ってこの人数分の切符を鋭い目で見分け、時折

「ちょっと待ってください!追加料金30円です」

なんて普通によくある光景だった。更に定期の期限切れなども良く見つかる。ある日、駅員さんに空いている時間に、どうやって全員の切符を見ているのか母に聞いてもらった。

「こんな数字、全部は見切れませんよ。オドオドしている人の切符だけ見るんですよ」

と言っていた。それを聞いて、電車通学をするようになってから、堂々と期限切れの定期を見せながら改札を通って見たら(ごめんなさい)本当に見つからなかった。なるほどね。切符写真の少し欠けているところは、入場した印として、改札にいる駅員さんが切符切りで、マッハの速さでリズミカルに切っていて、そんな光景も昭和の象徴かも。

切符切り 引用:メルカリ

ちなみに、古い切符をヤフオクで見て見ると(暇人です)切符にまで値段がついていた(笑)

引用:ヤフオク

40年後には、AIが人間の能力を追い越した世の中は、どんな世界になっているのだろうか。パラレルワールドとか、過去や未来に行ける切符があるといいな(笑)

★ 問題の解答:「小」は12歳までの子供(子供料金で買える)

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