日本に帰国して思うことは、ネット上で稼いでいる人たちが増えたということ。仮想通貨で億り人になったとか、オンライン講師を副業で始めて本業より収益が出たとか、etc。現実世界で仕事している人の中には、ネット上で活躍している人たちの存在を全く知らない人も意外と多い。
ひと昔では、アメリカのカリスマ講師が一回のオンラインセミナーで、数千人、数万人が参加するセミナーをやって話題になっていたが、そのイメージは捨てたい。今は一般人がオンライン講師となり、しっかり稼げる時代になった。
最近の特徴としては、一歩先をいく人が講師としてオンライン上で活躍しているということ。仕事を数年経験した人なら、誰でも講師になれる。教えてもらう側のニーズとしても、あまり先生がすごい人だと自分もできる、という気持ちになれなくて、一歩先を歩く年も近い人が講師だと入りやすいという人も多いらしい。
教える内容も私の周囲だけでもバラエティに富んでいる。お片付け、風水、パニック障害、骨盤矯正、予防医学、食育、子育て、料理、ワイン、お茶、集合意識、ウツ、コーチング、カウンセリング、起業、マーケティングなどなど
オンライン講師の世界で、ロングテールが起こっている
さらに、オンラインなら会場費や設営などに費用がかからないので、参加者が一人でも二人でも良いわけで、小さくセミナーを始めることができる。なんというか、講師の世界で「ロングテール」が起こっている感じ。
そうやって一人の参加者から始めた人たちが稼いでいくのを目の当たりにして、ひゃーという声(本人もどういう声かわからない)がでてしまう。なので「私には専門がないから」とか「人に教えられるほどのものでは、、」と思う必要はなくて、ニーズがあるならやれる、というもの。トライした人がちゃんと対価を得ていける世界のよう。
私は現実世界では20年近く、たまにの講師活動はしてきたので、オンラインで講師活動ができるのなら嬉しい。昨年、少しオンライン上で講師活動をさせてもらったけど、海外にいても日本の人たちとつながってセミナーが定期的にできるようになったら、とても楽しそう。
ということで、こっそりオンラインの仕組みを勉強をしているのだが、気がつけば、長年の友人たちもこっそり勉強を始めていたことが最近発覚。似た者同士、考えていることは同じ(笑)
周囲のアラフィフ、キャリア組が続々とスタート
例えば、私の友人で元広告代理店プランナーで数秘に詳しい女性は、両方のキャリアを生かして「数を味方にセルフブランディング」という講座をオンラインでやり始めた。
数秘や占いという切り口よりも、ビジネス的な切り口に数秘のエッセンスを入れることで、参加しやすくなる人もいると思う。またSNSで発信する人がこれだけいるのだから「セルフブランディング」に興味のある人は多いだろうから、うまいなーと感心した。
感心するだけでなく、実は生徒になっている私(笑)。数秘は創作物の要素に入れたいのと、自分のセルフブランディングをこの機会に再度見直したいので参加を決めた、と言いつつ友人がどのようにセミナーをやっていくのかにも興味がある。
そして今日はまた別の友人からも、だいぶ準備ができたので近々に講座をスタートさせるとメッセージがきた。私の友人経営者たちは、現実世界に実業があって、オンライン講座をスタートする人たちが多い。それぞれどんな講座を作っていくのか、興味津々。
講師になる視点で覗くべし、オンライン講座の世界
コロナで日本に長期滞在してなければ、現実世界だけで稼いでいた私は、こんな世界はみなかったなぁと思う。
私のような現実世界の人、こっちの世界も覗いてみたら面白いかも!