外の気温は40度を超えているのだろう。
一方で私はクーラーを消した蒸し暑い部屋の中にいながら震えていた。
ミキと救世主でモコモコの裏起毛でできた分厚い羽織ものを差し入れしてくれた。それを着て布団をかぶっていても、悪寒が止まらず私は震えていた。布団から出るとゾクゾクと寒気がして、トイレに行くのが恐怖なほどだった。
翌日のシェムリアップ出発当日。
貸切のワゴン車にありったけの荷物を積んでカンボジア人の店長と救世主、ミキが出発した。
私は見送ることもできずベッドの中にいた。
しかし、コロナ検査を受けないと、
病院に行き、検査をするとコロナだと判明。
するとその翌日。
今度はミキが具合が悪いという。
私のコロナが移ってしまった。症状がひどくならないうちに、プノンペンに戻った方が良いだろう。
シェムリアップの街から空港までたくさんの商品を運ばねばならないので、運転手付きのワゴン車をチャーターしていた。
しかし、具合の悪いミキを乗せてワゴン車はプノンペンに向かった。
そしてシェムリアップにはカンボジア人スタッフと、英語の話せない救世主だけが残った。
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出店寸前にもつれる人間関係「全て辞めてやる!」その4
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