日経のセミナーにオンラインで参加してみた。日野佳恵子社長(女性視点マーケティングの第一人者で私の姉貴分)と電通の用丸氏(ミレニアム世代)がゲスト。昔の電通マンたちとは、だいぶ雰囲気が違うところからして、最初から世代の違いを感じた(笑)
2022年 女性が感じる一文字は「耐」から「明」へ。
日野さん曰く、昨年はコロナで耐えた年。93.7%が大きくライフスタイルが変化したと回答。2022年は「明」、目に入るものが明るいこと。例えば色・柄とか。そしてポジティブになれるもの。例えば、店でクスッと笑えるような仕掛けやポップなどが好まれる。
「お買い物をするとき何を求める?」に対しては
1位「明るい気分になる」71%、2位「節約できる」65%、3位「安心安全」62%で、「明るい気分になる」は、過去30年ではじめて入った基準だという。
確かに私自身のお買い物も、家での空間も「自分が明るい気分になれる」をかなり意識して優先しているなーと納得。
買い物する際のキーワードは「パーソナル」自分の質を診断し、自分の体型、生活に合うのか、自分に適したものをセレクトして自力を上げるものを購入。
セミナーを聞きながら、そうそう!バブル時代とは、180度全く消費者の思考が変わっている。うん、私も今の買い物の基準は確かに「自力」が上がるものをセレクトしている。自力っていう言い方もうまいなぁ。
驚いたのはですね、、Z世代は韓国や台湾製のコスメや商品をアーティストを見てその使い方が素敵と購入し、日本製を使う人は「おばさん」的な印象を持つ、らしい。
うむむ、コスメなら日本製でしょうよ。
「意味と透明性」なんの思想もないブランドは選ばれない
電通の用丸氏によると、ミレニアム世代は、デジタルネイティブ、サステイナブルネイティブ。だから、彼が掲げた言葉は「意味と透明性」
そもそも意味があるのかが大切。地球環境を考えているのか、どんな生産地のものを使っているのか、オーガニックか労働環境などなど。
意義ある活動をしているのが、購入するか否かに影響するが64%。(物理的に買いやすい値段であることが前提)
もう、なんの思想もないブランドは選ばれなくなっていく。
「意味消費」「思想があるかどうか」日本のブランドが古く見えないために、企業が意識したいこと。
なお、ここに書ききれなかったトピックや、さらに深くこのトピックを知りたい人は、日野佳恵子さんの本に買いてある。これを読まれると、時折の私のネタ元がバレてしまうけど(笑)
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